(知事)
それではよろしくお願いします。今日は私の方から、1点御報告がございます。県内各地の現場視察及び県民との意見交換についてでございます。知事に就任して約3か月の間、県議会6月定例会の他、全国知事会などの各種会議や催事への出席、国、関係団体の皆様との面談など精力的に公務を行ってまいりました。こうしたこともありまして、これまで地域に赴く機会が限られておりましたけれども、9月に入りましたら、私が県内各地に出向き、地域の重点取り組み、政策課題等を見聞きする移動知事室、県民の皆様から意見等を伺う知事広聴、その他、県内4地域において、知事と各市町長が意見交換を行う地域サミットを開催をいたします。時期につきましては、9月5日、12日開催の東部地域の移動知事室を皮切りに11月中旬までの間で取り組んでまいります。各取り組みの詳細は固まり次第、皆様にお知らせをいたします。これらの取り組みを通じ、地域の実情を把握し、課題解決の一助にするとともに市町長の皆様の御意見も丁寧に伺いながら、本県全体の均衡ある発展に繋げてまいります。
私からの発表は以上でございます。
(幹事社)
幹事社の中日新聞です。ただいまの知事発表について質問のある社はお願いします。
ではすみません、中日新聞から、この移動知事室、日程は決まっているものの具体的な場所はまだこれからという理解ですか。
(知事)
場所はそうですね、これからでございます。
(幹事社)
わかりました。ありがとうございます。
それでは幹事社からの質問に移ります。昨日の夕方から今日未明にかけてですね、静岡県内各所で激しい雨が降りました。県が把握している被害状況を教えてください。またこの間の県庁としての体制についても教えてください。
(知事)
はい。昨日、局地的な大雨の影響で、静岡市の駿河区、清水区などで住宅の浸水被害が数件発生いたしまして、現在、静岡市の方で現地調査を行っていると伺っております。情報が入り次第ですね、報道各社の皆様にも提供をしてまいります。県の方ではですね、昨日夕方から断続的に大雨警報がですね、発令(正しくは、「発表」)されたことから、危機管理部、それからの交通基盤部の他ですね、職員50名による情報収集体制で開始をいたしまして、ピーク時は、約、職員120名による警戒態勢に移行いたしまして、市町や関係機関と連携して警戒に当たってきたところでございます。
現在、日本の南海上には台風第10号が北上を続けておりまして、来週前半にはですね、日本列島に上陸する可能性があり、本県への影響が大変危惧をされます。今後、台風の接近に伴い、昨晩のような突然の激しい雨や風に見舞われる可能性がございますので、県民の皆様には今後の気象情報に留意をし、日頃の備えを今一度確認いただきますようお願いを申し上げます。
私からは以上でございます。
(幹事社)
ありがとうございます。話題が変わりまして、南海トラフ地震臨時情報についてお伺いします。先般、終了しましたけれども、そのときの終了の臨時会見で、この臨時情報のですね、実施のあり方について振り返りたいということでしたけれど、その後わかった県としての課題とかですね、あるいは市町から寄せられた意見等ありましたら教えてください。
(知事)
これこの前もですね、お話をしました通り、国の方でもですね、この情報の出し方等ですね、また社会的な影響等を調査検証を行うということでございますので、県としてもそれを注視をしていきたいと。そして県といたしましてもですね、今回の県民の皆様の行動や意識の変化について把握し、課題等を今後の施策に反映する必要がありますので、今日からですね、本日から、南海トラフ地震臨時情報に関する県民意識調査というものを、インターネットを通じて実施をすることとしております。回答期限は9月10日まででございまして、調査がまとまり、調査結果がまとまり次第ですね、また公表してまいりたいと存じます。また市町からの意見につきましてはですね、その後特にございませんので、それも併せて御報告申し上げます。
(幹事社)
ありがとうございます。そうするとこの県民意識調査は、これから、今リリースなりされているんですか。
(知事)
今日からですね、今日からもうスタートしてるということですね。
(幹事社)
はい、わかりました。ありがとうございます。一部でですね、あの観光業を中心にやっぱり経済の影響がですね、出たんではないかということで、県としてこういう事業者なりですね、経済への影響について試算なり調査するお考えというのはあるんでしょうか。
(知事)
これは今、産業部の方で、調査してるんですかね。
(当局)
そうですね。詳細の内容についてはまだ未定なんですけれども、今後検討させていただきます。
(幹事社)
わかりました。ありがとうございます。話題変わってですね、岸田首相が、国政の関連でお伺いします。岸田首相の総裁選不出馬を表明したことで、自民党総裁選の日程が決まりました。また前後して、立憲民主党代表選も日程決まっていろいろ動きが出ております。この与野党のですね、ダブル党首選について、論戦に期待することがあれば教えてください。
(知事)
そうですね、かなりあの経済政策ですね。デフレ脱却から経済成長をどうしていくかというような経済政策、対策、あるいは外交等ですね、数多くの論点がございますので、ぜひですね、出られる候補者の皆さんにはですね、そうした政策につきまして、政策重視でですね、前向きなですね、論戦をですね、展開をしていただければいいかなというふうに感じております。
(幹事社)
ありがとうございます。新しい政権が発足するとですね、今後、衆院解散総選挙を模索していくことになると思いますけど、この時期についてですね、知事の御見解があれば教えて、見立てで結構です。
(知事)
これ御存知のように、総理がですね、御判断をされるものでございますので、特に私からですね、申し上げることはございません。その状況等ですね、我々もしっかり注視をしていきたいと思います。
(幹事社)
ありがとうございました。
ただいまの幹事社質問に関連しての質問がある社はお願いします。 |